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韓国で社会現象となり、日本でも反響が大きかった小説。
「82年生まれ、キム・ジヨン」
ついに韓国で映画化もされました。
キャストやあらすじも気になります。
著者チョ・ナムジュについても調べてみました。
目次
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82年生まれ、キム・ジヨン映画キャストやあらすじは?
韓国で2016年10月14日に発行された
「82年生まれ、キム・ジヨン」
韓国のフェミニズム小説で、2017年韓国でベストセラーになりました。
フェミニズムというのは、
フェミニズム(英: feminism)とは、女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称であり、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差を明るみにし、性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想・運動である。
引用:Wikipedia
韓国は儒教の影響が強いため、今だ男性中心主義(家父長制)が根強く残っています。
RedVelvetのアイリーンがSNSでこの本を読んだと紹介すると、一部のファンが反発したり、彼女がフェミニズム思想になったと写真を燃やしたりという行動をする人もいました。
それだけ社会現象になったこの本。
その購買層は韓国の20代から30代なんです。
その後発売して2年で、韓国では2009年以来のミリオンセラー小説となりました。
そして、2018年5月には台湾で出版され、電子書籍部門販売1位の記録。
2018年12月8日には、日本でも出版されました。
日本では発売1ヵ月で5万部を記録、2019年4月までに13万部が販売されています。
そして版権も、中国、イギリス、フランス、ベトナム、タイ等現在は18か国に売れたようです。
そんな82年生まれ、キム・ジヨンがついに韓国で映画化されました。
映画化する映画会社は、今まで一度も映画を作成したことのない新しい映画会社で、この作品が第1作品目となります。
監督を務めたのはキム・ドヨンです。
原作にすごく共感したと話す、2児の母で妻で社会人である監督が映像としてみせる作品に注目ですね。
そして気になる映画のキャストは
キム・ジヨン役チョン・ユミ
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この作品の出演を発表すると、がっかりしたという意見や批判的な意見も数多くSNSなどに寄せられました。
チョン・デヒョン役コン・ユ
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コン・ユはこの原作を読んで、家族を思い母親に電話したと話しています。
親の世代にもその次の世代にも見て欲しいと語っています。
2人は今作で3回目の共演となります。
夫婦役なので、息の合った演技が期待できます。
この作品に対する賛否両論があることに対しては、特に懸念しないようで、観点はいろいろあるのでと話したようです。
映画のあらすじは、小説を原作としているので、小説のあらすじを紹介します。
子育てをしている33歳のキム・ジヨン、日常生活を送る中突然別人に憑依するようになる。
精神科に受診し診察の際に語られる話が、家でも学校でも、会社でも男性優位の日常、子育てのために退職しなくてはいけなかった人生を語る。
それを聞く精神科医は彼女の困難や受けてきた差別と向き合う。
この内容に関して、男性を悪く書きすぎているといったような反応もあったようです。
82年生まれ、キム・ジヨン著者チョ・ナムジュプロフィールは?
ベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」を書いた人はどんな人なのか、調べてみました。
著者はチョ・ナムジュです。
チョ・ナムジュ
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韓国の放送作家であり、小説家であるチョ・ナムジュさん。
梨花女子大学社会学部を卒業後、放送作家へ。
その後出産のため退職し、小説家になりました。
大学での学びや自身の経験から、この作品が生まれたんだな~って感じました。
2019年5月には新しい長編小説を発表しています。
韓国ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を見てても思ったけど、男性主義社会がすごい強いって感じがしたな。
日本でもまだ男女平等といいつつ、全然変わっていないこともたくさんあると思うし。
色々な思想があっていいけど、そこにお互いを思いやる心はないのか考えちゃいます…
考えさせる機会を与えた素敵な作品になっていると思います。
韓国で公開されるのは2019年10月とされていますが、まだ詳細な日にちは分かっていません。
日本でも映画が上映されるのかも気になるところです。
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