2018年冬季オリンピック開催の平昌(ピョンチャン)の場所や行き方は?おすすめ観光スポットは?

出典:https://www.pyeongchang2018.com/ko/index
韓国旅行

こんにちは。韓国情報発信室、韓国大好き管理人ゆえなです。

いよいよ2018年2月9日に開会式が開かれ、開催される冬のオリンピック!

その冬季オリンピック開催地の平昌(ピョンチャン)を紹介します。

平昌ってどこ?オリンピックのほかに観光できるところはあるの?

色々調べてみました!

目次

  1. 平昌(ピョンチャン)の場所や行き方は?
  2. 平昌(ピョンチャン)では自然を満喫できる観光ができる!
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平昌(ピョンチャン)の場所や行き方は?

平昌(ピョンチャン・평창)は朝鮮半島の東部にある町です。

ソウルからは約160キロ、車で移動するとおよそ2時間くらいの場所にあります。

韓国で一番大きな山脈である太白山脈に位置していて、平均の高度が700メートルもある山間地域なのです。

そのお陰で夏も涼しい気候なので、夏の休養地としてイメージがある町でもあるの。

夏は涼しいけど、その反面冬は気温がマイナス30度まで下がることもある、韓国では一番寒い地域の一つでもあります。

北海道もそのくらいまで下がる地域があるし、そんな感じなのかな。

こんな自然環境のために鉄道で移動できる手段はなかったんだけど、2012年からソウルと平昌(ピョンチャン)を繋ぐ鉄道の敷設が急激に進められ、2017年12月には一般の駅とKTXの駅がそれぞれ1箇所ずつ開設する予定となっています。

オリンピック開催までに間に合わせるために、急ピッチで作業が進められてるんだね。

車じゃないといけないとなると、色々な国から集まる観光客にとって不便だもんね。

オリンピックスタジアムまでは、ソウルから南部バスターミナルでバスに乗り、横渓(횡계・フェンゲ・Hoenggye)バスターミナルまで移動します。東ソウルバスターミナルから行く方法もあります。バス停から徒歩約20分でいく事が出来ます。

平昌オリンピックスタジアム

平昌は順風満帆にオリンピック開催の切符をつかんだわけじゃないって、知ってた?

なんとオリンピック開催への挑戦は2010年から3度目

そこでようやく、オリンピックの開催権が獲得できたのです。

オリンピックの開催地として急にその名が知られる様になったんだけど、今までは韓国でもあまり有名ではない町だったみたいです。

名前はそれほど有名じゃなくても実は、観光地として多くの人が訪れる町ではありました。

それは、平昌に韓国では相当な大きさを誇るゲレンデが3ヶ所もあるからなの!

元から雪が多く降ってくる山地でもある上に、その雪がスキーを滑るには質の良いものだったのでゲレンデを作るには最適の場所だったんです。

それにそのゲレンデは大型のリゾートとして作られていて、宿泊やその他周りの施設がちゃんとできているため、冬はとても多くの人が訪れる町です。

 

平昌(ピョンチャン)では自然を満喫できる観光ができる!

綺麗な自然環境を維持しているピョンチャンには、その自然を満喫する観光もできます。

その中で2種類のスポットを紹介するね。

マス釣りのお祭り

平昌は山地だけではなく、東の山脈から流れてくる川もあります。

これを活かして、平昌は韓国で最初にマスの養殖を始めた町です。

マスは流れている綺麗で低温の淡水でしか生きない生殖条件が厳しい魚ですが、平昌でこのマスの養殖ができたことは、この場所の自然の綺麗さを裏付けることでもあります。

平昌ではとても有名なイベントマス釣りのお祭りは毎年の冬に開催されます。

分厚い氷に穴を開けてマスを釣り上げる氷釣りが基本なんだけど、寒さに弱い人のための釣りもあって、それをテント釣りと言います。

テントの中に入ったままでできる氷釣りなので、寒さが苦手でも楽しめます!

私絶対テント釣りがいい!って思ったんだけど、外でみんなで盛り上がってるのを見ると、寒さも忘れて楽しめるかもって考えも出てくるな~。

テントはネット予約限定なんだけど、自分でテントを持ち込まなくても良いという点ではとっても便利だよね。

ここで釣れたマスはその場で焼くことができる施設もあるから、自分で釣ったマスを焼き魚にして食べるという体験もできるの。

釣りだけではなくソリやスケート、スノーレフティング、アイスバンパーカーなど、子供が喜ぶ施設もあるし、家族単位で訪れる観光客でこのマス釣りのお祭りは毎年大盛況です。

子供はいい経験になるし、楽しいだろうね~。

今年は2017年12月22日から2月25日まで開催予定だそうです!ソウル南部バスターミナルからバスでチンブ(珍富・ 진부)バス停まで移動し、徒歩約5分で行けます。

・サムヤン(サミャン)牧場

平昌の自然環境を活かした観光地はまだあります。

1972年開場したサムヤン(サミャン)牧場です。

この牧場は韓国のアルプスと呼ばれる大関嶺(デグァンリョン)の最高高度1400メートルにも及ぶ場所に位置していて、その面積はなんと約600万坪とアジア最大規模の牧場です。

この壮大な牧場にはの他にも、ダチョウと言った飼育動物はもちろん、鹿、うさぎ、たぬき、アナグマなどの野生動物も多く住んでます。

牛たちの水源となる湖は天然記念物のオシドリの住処にもなっているんだって。

あまりに広すぎて、1年を経っても900頭も飼育されている牛の足跡が一回もついていない場所もたくさんあるらしいよ。

広さのお陰でこの牧場は、韓国最大の野草や野花の生息地でもあり、動物だけではなく植物でいっぱいの自然を満喫することもできる場所。

あまりにも綺麗な上にこの牧場でしか見られない風景のお陰で、数々の映画やドラマの撮影にも多く使われてます。

映画としては「永遠の片想い」、「ブラザーフッド」、「シルミド」、「2重スパイ」などがあり、ドラマは「秋の童話」

その他にも全部で10作品以上のドラマや映画がここでロケをしています。

他にもおすすめがあって、それは1日1回行われるボーダーコリーのアジリティー、この牧場が誇るショーなんだよ。

牧羊犬のボーダーコリーたちが素早く動きながら羊追いをする姿は、実際見るとテレビで見るのとは違うんだろうね。

迫力がありそうだし!

牧場全体をめぐる8キロの散策路に添って歩くと、放牧されている多くの家畜と広大な自然が堪能できるんだって。

で、その散策路の終点に高度1140メートルの位置にある展望台があるのね。

ここでは朝鮮半島の東海岸をひと目で見渡すことができるし、特に日の出の名所でもあるから、素敵な景色が見られると思います!

アクセスはソウル南部バスターミナルからバスでチンブ(珍富・ 진부)バス停まで移動して、チンブバス停からタクシーでおよそ3,500円かかります。

高速バスで行くのはちょっと大変だけど、オリンピック前にKTXで行けるようになりそうなので、情報追っておかないと!

平昌のこと何も知らなかったけど、自然を満喫出来て楽しめそうな観光地だよね。